モグワンの口コミ評判は高いですが、実際のところ本当に安全で健康的なドッグフードだと言えるのか気になりますよね?
そこで今回は、モグワンの原産国や原材料などを細かく調べることで、安全性や1日に必要な栄養素が補えるのかを徹底的に調べ上げ、答えを導き出しました!
また、モグワンの賞味期限やドッグフードの保存方法で注意すべきポイントもまとめているので、一度チェックしておきましょう。
モグワンの原産国・生産国をチェック
まずは、安全性をチェックするためにも、モグワンドッグフードがどこで製造されているのかを調べてみました。

モグワンのパッケージ裏には、「原産国名:イギリス」との表記がありますね。
イギリスと言えば動物愛護の先進国と言われ、下のように動物関連法規は8つもあることから、動物に対する国民性が伺えます。
- Animal Welfare Act 2006
- Guidance for pet owners
- Codes of practice
- The Performing Animals (Regulation) Act 1925
- Pet Animals Act 1951
- Animal Boarding Establishments Act 1963
- Riding Establishments Act 1964
- Breeding and Sale of Dogs (Welfare) Act 1999
そんなイギリスに対し、日本の動物関連法規は次の2つしかなく後進国ともとれます。
また日本とイギリスで、それぞれ犬を飼っている割合を比較したデータを調べてまとめてみました。
国 | 人口 | 犬の飼育数 | 世帯に対する飼育割合 |
日本 | 1億2642万人 ※参照元:総務省統計局 |
892万頭 ※参照元:ペットフード協会 |
12.8% ※参照元:ペットフード協会 |
イギリス | 6604万人 ※参照元:national statistics |
900万頭 ※参照元:pfma |
26% ※参照元:pfma |
イギリスは、日本より人口が1/2未満なのに対し、犬の世帯飼育割合はなんと2倍以上なんです!
そんな、愛犬家や規制の多いイギリスでモグワンドッグフードが製造されていることがわかり、日本産より品質に期待できますよね♪
でもここで注意したいのが、ペットフード安全法で決められている、日本国内で販売する製造元の表記ルール。
このペットフード安全法によると、最終加工した国による原産国表記が可能ということになっています。
Q.33 加工工程が複数にまたがる場合、原産国はどのように決めますか。
A.33 原産国は、ペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。最終加工工程が完了した国とは「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」のことです。
それはつまり、ドッグフードの原材料そのものが他国産であったとしても、最終的な加工をイギリスでしてしまえば、イギリス産と表記ができる仕組みというワケなんです。
そこで、モグワンはどのような製造工程なのか、販売元のレティシアンに問い合わせてみました。
するとレティシアンからの返答は、「モグワンは加工から製造まで、全てイギリス西北部のペットフード専門工場で製造されています。」と言われ一安心!
また、そのイギリスの工場の特徴として、3つの大きなポイントがあるようです。
- 国際規格SAI GLOBALのランクAを取得
- 州議会と英国小売協会にも認められた施設
- イギリスの有名ブランド”カナガン”と同じ工場
このようにモグワンの製造は、管理が徹底されていることがわかりましたよ!
では、製造の詳細がわかったので、次にモグワンの原材料はどこの国のものなのかも合わせて確認しておきました。
レティシアンの回答としては、「基本的にはイギリスやヨーロッパの近隣諸国の原材料を使用しているものの、時期・品質・安定供給などでアジア諸国から輸入して製造されるケースもある」とのこと。
ですが続けて、「モグワンで使用する原材料は、残留農薬や化学物質がないか製造前・製造後に品質チェックを2回行い、1袋ごとにシリアル番号を付けて流通後の商品も徹底管理している」と丁寧に教えていただき、やっぱりモグワンの製造における安全性は高いと感じることができました!
では次に、モグワンで使われている原材料そのものは本当に安全なのかを詳しく調べます。
モグワンに使われている原材料の安全性をチェック
まずは、モグワンの原材料を全て確認しておきましょう。
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
モグワンには、人工的な香料・着色料・保存料・酸化防止剤の添加物は一切含まれていません。
ですが、他の添加物が配合されていることがわかりました。
でもそれは、人工的な添加物ではなく、ドッグフードとして不足しがちなビタミン・ミネラルといった栄養成分だけがプラスで配合されていたんです。
では、なぜこれらの添加物が必要になるかというと、ドッグフードを製造する工程で加熱処理が必要になり、そこである程度の栄養成分が壊れてしまうからなんです。
そのため、ビタミン・ミネラルの栄養素を補っていたんですね。
もちろん、このビタミン・ミネラルの添加物は安全性の高いものですし、そもそもペットフードの製造・販売には、欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)が定めた日本(FAMIC)より厳しいガイドラインをもとに、メーカーの報告徴収や抜き打ちの立ち入り検査なども実施されているので、一定品質の安全性は保たれています。
ちなみに、酸化防止剤として使用が認められているBHA・BHT・エトキシキンなどの人工添加物は、発ガン性のある成分であり環境省の注意喚起も出されているので、自宅にあるドッグフードに使われていないか、一応確認しておくことをおすすめします。

ロイヤルカナンの成分表記
では、安全性がわかったところで次に、モグワンを食べることで1日に必要な栄養素がちゃんと補えているのかも見てみましょう。
モグワンの原材料の成分から栄養素をチェック
モグワンに使用されている原材料の成分は、犬の1日に必要な栄養素が補えるのか、AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めた栄養基準の数値をもとに、モグワンの成分と比較しながら調べてみました。
ペットフードの栄養基準やラベル表示に関する基準を制定しているアメリカの団体。AAFCOが定めたペットフードの栄養基準は世界的なスタンダードになっていて、日本のペットフード公正取引協議会もAAFCOの栄養基準を採用しています。このドッグフードの栄養基準に基づく成分分析一覧表に関しては、このpdfを参考にしてください。
AAFCOの栄養基準とモグワン100gあたりの成分量を比較
成分名 | モグワンの成分量(100gあたり) | AAFCOが定めた成分量(成犬) | AAFCOが定めた成分量(幼犬) |
粗タンパク質 | 28.0% | 18.0%以上 | 22.5%以上 |
脂肪 | 12.0% | 5.5%以上 | 8.5%以上 |
繊維 | 3.0% | – | – |
粗灰分 | 8.0% | – | – |
水分 | 8.0% | – | – |
オメガ6 | 1.63% | 1.1%以上 | 1.3%以上 |
オメガ3 | 1.29% | – | – |
カルシウム | 1.65% | 0.5〜1.8% | 1.2〜1.8% |
リン | 1.27% | 0.5〜1.6% | 1.0〜1.6% |
カルシウムとリンの比率 | 1.3:1 | 1:1〜2:1 | 1:1〜2:1 |
マグネシウム | 0.17% | 0.06%以上 | 0.06%以上 |
ナトリウム | 0.29% | 0.08%以上 | 0.3%以上 |
カリウム | 1.05% | 0.6%以上 | 0.6%以上 |
上の表を見て分かるとおり、モグワンすべての成分に対してAAFCOの基準値以上、または基準値以内の成分量が配合されていることがわかります。
ようは、モグワンなら1日に必要な栄養素が十分に補えるということですね。
ですが実は、AAFCOの基準値通りに成分が配合されているだけでは安心できません。
その理由は、あるアメリカの高校生たちによる夏休み研究の出来事のこと、AAFCOの基準を満たしたドッグフード作りを題材として、見事に自分たちの手で作り上げたのですが…、その時に使用した原材料の中には、なんと廃油や革靴なども配合されたものだったんです。
つまり、データの数字を満たすだけなら、良質な原材料を使用しなくても簡単に安く作れてしまうということなんですね。
でも前段で紹介した通り、モグワンの原材料には加熱処理で壊れやすいビタミン・ミネラルといった栄養成分だけがプラスで配合されているだけであって、それら以外の人工的な香料・着色料・保存料・酸化防止剤の添加物は一切含まれていません。
なので、モグワンは安心して愛犬に与えることができます♪
今紹介したように、モグワンドッグフードは1日に必要な栄養素を十分に満たし、さらに安心・安全な原材料を使って造られていることがわかったので、理想的なドッグフードだと言えます!
モグワンの賞味期限・保存方法
これまで、モグワンの原産国・原材料・成分・栄養素を調べたことで、高品質で健康的なドッグフードだということがわかりました。
ですが、そんな良質なドッグフードの保管方法を、飼い主が間違えた知識のままワンちゃんにあげていると、かえって健康に悪影響を与えてしまう可能性があることを知っていますか?
そこで、モグワンの賞味期限・保存方法についても確認しておきましょう。
モグワンの賞味期限
賞味期限の記載は、モグワンのパッケージ裏に「BBD 日/月/年」で記載がされています。

私の家に届いたモグワンの賞味期限を例に挙げると、「BBD 12/03/20」と書かれてあるので、2020年/3月12日までが賞味期限ということがわかります。
一般的に、賞味期限は余裕を持って設定されているため、期限を超えた場合でも、すぐに品質や特性が失われるわけではありません。
モグワンの場合だと、未開封で商品到着から約1年が賞味期限とされています。
ですが、賞味期限内であっても直射日光や風雨にさらされるような不適切な場所での保管・取り扱いでは、品質の低下が早まる危険性があるので、蛍光灯や自然光の当たらない冷暗所でしっかり封をした状態で保存してください。
ちなみに、開封後のモグワンの賞味期限ですが、夏場は2ヶ月・冬場は3ヶ月が目安となりますが、できるだけ早めに消費することが一番の理想ですね!
モグワンの保存方法
開封後は、袋をしっかり閉じて、直射日光や蛍光灯が当たらない温度や湿度の低い場所で保管をしましょう。
また、冷蔵庫に保管して出し入れすると、フード表面に結露が生じ、カビなどの発生原因となるので注意してください。
あと、ドッグフードに唾液がついたまま放置すると、有害な微生物が発生する可能性があるので、食べ残しなどで時間が経ったものは処分するようにしてください。
モグワンの原材料まとめ
モグワンで使用されている原材料は、全て人間が食べられる食材を厳選して造られています。
香料・着色料・保存料・酸化防止剤の添加物はもちろんのこと、遺伝子組み換えの原材料も一切使われていません。
しかも、犬が1日に必要な栄養素もしっかり補うことができるんです!
それはつまり、手作り以上のご飯を毎日手軽に与えられるのが、モグワンドッグフードの最大の特徴と言い換えることもできます。
愛犬の健康を第一に考えるなら、一度は試しておきたいドッグフードといえるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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